代表取締役挨拶
30年来の私自身の経験からですが、介護福祉の業界が魅力あるものにするためには、高い水準のケアと高い水準の報酬を実現することが必要です。
高い水準のケアとは、身体的・精神的・社会的な「状態改善」を標準的に提供できることです。例えばおむつを使用している状態を見れば、なぜおむつをしているのかを探求し、おむつを外してひとりでトイレで排泄できる状態にすることです。認知症で夜間せん妄の状態があればそれを消失させること、また、閉じこもり状態であれば社会や人との関わりを再開することです。
高い水準の報酬は、状態改善を実現した結果として得られるものです。しかし、社会保障制度の枠組みからは介護報酬がすぐに飛び上がるわけではありませ ん。
そこで、ふくなかまジャパンは、介護保険外ビジネスにも着手し、富裕層の方々から対価をいただくことで、その資源を介護福祉に還元できる仕組みを作りたいと考えています。win-winの関係を通して、魅力ある業界の実現を図ります。
代表取締役 眞辺一範